受験体験記[偏差値40台から筑波大への道のり]

この記事では、筆者であるそがしの受験体験を紹介します。

高校1年~3年までどのような過ごし方をしたかをその時の成績・勉強内容・心情を中心に書いていきます。

本編の先に自己紹介をさせていただきます。私は筑波大化学類の学部生です。偏差値49の高校から前期試験で筑波大に合格しました。現在は化学の勉強をしながらこのブログで大学入試・大学の勉強・おすすめの本の情報を発信しています。

それでは紹介していきます。

高校1年生~何もしていない~

高1の時は受験勉強をしていません。(当時はスマブラに没頭してました。)せいぜい定期テストの勉強をしていたくらいで、順位も中の上くらいです。

進路も全く考えていませんでした。進研模試の成績は一番高くて131/300。英弱で17/100なこともありました。

以上、ほとんど書くこともない高校1年時代でした。見ての通り何もすることなく高校2年生を迎える事になりました。

安心してください、高2、高3は内容豊富です。

高校2年生~受験勉強スタート~

ここからは時期に分けて詳細に書いていきます。

4月~7月(夏休み前)

受験の不安から勉強を開始。とはいえ進路が何も決まっていなかったため、とりあえず定期テストで良い結果を出そうと奮闘してました。

友人A(定期テスト1位)に勝つことを目標に勉強をしていました。勉強にハマったのもこの時期です。

使っていた参考書は全て学校で配られたものです。(しばらく使っていた参考書は、あとで書きます。)

2年7月の記述模試の成績は120/300(国:46、数:56、英:23)。1年から変化なしですね。

夏休み

成績を上げたい気持ちから、学校が空いている日は毎日通って勉強していました。内容は課題+α(数学や英語)。勉強効率が悪かったので、+αはそこまでできませんでしたが、課題や定期テスト対策以外で始めて自主的に勉強をしました。

運が良いことに私の通っていた高校には塾が入っており、その塾で毎日勉強ができました。進路相談や学習の計画もその塾で行いました。(ここから受験本番までお世話になりました。)

また、英語の勉強もこの時期から始まりました。英検2級をとるために1から勉強です。当時は英文をみるだけで思考が停止するほどの苦手っぷり。英弱は最後まで引きずります。

9月~3月

私のターニングポイントである2学期中間テスト。念願の1位を取ることができたのです。ここから更に勉強のモチベーションが上がり、受験勉強もより行うようになりました。

受験についての情報も多く目にするようになり、数学の基礎固めを行うようになりました。使っていた参考書はニューアクションβで、学校で配られたものです。

ちなみに英検は1次で落ちることに。英語の成績は未だ伸びず悩んでいました。

進研記述の結果は次の通り

地理総合
11月47/10071/10029/1007878262/500
1月65/200111/20061/200534547382/900

理科はそこそこ。英語が危機的状況です。

ただ、次に受けた英検2級は無事受かりました。

高校3年生~受験まっしぐら~

ここから高3。勉強にさらに勢いが増します。そのせいで、普通ならしないような行動も起こします。それぞれ見ていきましょう。

4月~7月

この時期から数3を初めました。数研の教科書を使って予習をしました。また、何を思ったかターゲット1900を購入。思いのほか自分にあっていて楽しく単語学習してました。

6月の進研共テ模試は603/900(国:120、数1A:76、数2B:73、英語R:55、英語L:60、地理:54、物理:77、化学:88)

前回の共テ模試よりも121点アップ。この模試から英語が少しずつ伸びていきます。筑波大の判定はC。ここでたまたま選んだ筑波大がC判定で興味を持つ。

7月進研記述模試は数英理理系371/600 (数Z:128、英:102、物:69、化:72)記述は英語が少し上がった以外変化なし。しばらくこんな感じの成績が続きます。

夏休み

夏休み頭に筑波大のオープンキャンパスに行きました(ちなみに筑波大が最初で最後のオープンキャンパスです)。模擬授業も受け、ついに第一志望を筑波大にしました。

後日赤本を購入しやってみると全く分からず。受験勉強の再スタートを切った瞬間でした。

3年の夏休みも毎日学校。数学は数3と記述の練習、英語は英文解釈・単語で継続、化学と物理は頻出問題を演習していました。比率は数学:英語:化学:物理=3.5:1.5:3:2 くらい。二次試験で使う科目しかやっていなかったです。(化学が多いのは自分の好み)

全統共通テスト模試は519/900(国:118、英R:68、英L:59、数1A:65、数2B:63、地理:36、物:60、化:50)まあ…大分下がりました。夏休み入ってすぐの模試でこの出来なので、慢心を防ぐ良い材料ですね。

9月~11月

共テ前に二次試験の勉強ができる最後の期間でした。夏休み終了時に名問の森と化学の重要問題集を買うという賭けにでたため、この時期は数学・物理・化学を猛勉強しました。結果的に、化学と物理は全範囲を一度網羅できました。

数学は、「Mathematics Monster」に出会い、それまで使っていた理系数学入試の核心よりも自分に合っていると判断して受講しまくりました。極限・微分・積分・複素数を1周しました。レベルは高いですが、この講義なしに筑波大の合格は不可能である(私の場合)と断言できます。

英語は、英文で覚える英熟語ターゲットRを毎朝音声を聞きながら読み込んでいました。英単語の頻度は落ちましたが、弊害は感じてませんでした。

塾では、週に1度ほど地理と国語の講座を受けていました。共テへの準備が始まったわけです。

12月~共テ本番

共テ対策に切り替え。一般的に見れば遅い方ですが、二次のほうが苦手な私にとってはこの時期で問題ありませんでした。

地理の基礎事項を演習をしながらおさらいしていきました。問題は、学校で行った予備校の予想問題や共テ・センターの過去問です。

国語は古典が弱点だったため単語や文法、常識からスタート。これも、学校で配られた単語帳や文法書をこなしました。

英語・数学・化学は自分で問題集を購入し演習。英語はZ会、数学と化学は駿台の問題集です。

そして、年明けになぜか地理の黒本を買う始末。明らかに正気ではないが、なんとか回り終えて本番を迎えます。やり方はたつじん地理を参照。

共テ模試の結果は以下の通り

数1A数2B英R英L総合筑波大判定
9月駿台ベネッセ14569705673877778655B
11月駿台ベネッセ12781837872699267669B
全統プレ12658688760658762613C

安定性に欠けるものの少しずつ上ってますが、全統はやはり下がります。

判定は今後もBかC。

共テは総合708点。8割には届かなかったものの、出願できる点数を取ることができました。ちなみに予備校に出した判定はBとCでした。

共テ後~二次試験本番

残り約1ヶ月は二次試験対策に全振り。数3の忘れ具合はひどく、タンジェントの積分を忘れるほどであった。数学はmathematics monster、化学は重要問題集、物理は名問の森、英語は記述式トレーニングをそれぞれ使った。過去問は8年分を2周した。

入試1週間前、焦りが極限に達しメンタルが不安定になりました。当日は回復をしましたが、その週は今までで一番つらい週でした。何をしたらいいかわからなくなり、時間だけが過ぎ、焦ってしまう。メンタル管理を怠ったことが原因でした。

2次試験の結果は数学8割、理科7割、英語6割。無事合格できました。

まとめ

以上が、簡単ではありますが私の受験体験記です。他にも友人との関係や悩みなどたくさんありましたが、それも後々書いていきます。

このブログでは受験勉強に付いての情報を発信しています。ぜひ、他の記事もご参照ください。

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