[大学入試]高校化学における資料集の重要性・必要性

高校化学の勉強をしている人であれば、ほとんど持っている化学の資料集。学校で教科書・問題集と一緒に購入し人も多いでしょう。そんな人に質問です、「化学の資料集を勉強で使っていますか?」。

どの科目でも、教科書や講義系参考書、問題集は重宝されますが、資料集が話題に出ることは少ないです。しかし、化学の資料集は化学の学習に大いに役立つアイテムであり、学習効率・意欲を上げる事ができるのです。

実際私も、受験でお世話になった方から「資料集を使ったほうがいいよ」と助言をいただき実践してみると、みるみる化学の成績が上がり、何より化学類に進学するほど化学が好きになったのです。

この記事では、高校化学学習における資料集の重要性・メリットと使い方について解説します。この記事を書いている私は、偏差値49の高校から筑波大・明治大に一般入試で合格しました。

それでは解説していきます。

資料集の重要性・メリット

まず、化学の資料集の役割について考えてみましょう。

受験に必要な知識のインプットは教科書の、入試問題を解く&知識のアウトプットは問題集の役割です。これは、全ての科目に共通しているといえますね。

では、なぜ化学では資料集が配られるのか。それは、教科書だけでは高校化学は理解しがたいためです。化学の厄介なところは、直感的に理解しづらいことです。教科書を読んでいたり、問題を解いているときに「結局何が起きているのか、何をしているかわからない」と思った人は多いでしょう。

試験で高得点を取るためには、何が起こっているのかを理解することが大切です。その補助となるのが資料集であり、資料集を使う最も大きなメリットもこの現象の理解を助けることにあります。

では、具体的にどう役に立つのでしょうか。

化学の試験(共テ・2次試験)では実験を題材にした問題が数多く見られます。例えばヨウ素滴定、問題ではヨウ素滴定の反応式や量の計算などが問われますが、どのような器具を用いて実験し、どのような視覚的変化が起こっているのかは文字だけではわかりません。視覚的情報を得るには、資料集が一番なのです。

視覚的情報があると、インプットの効率も上がります。例えば、一般的に暗記が多いと言われる無機化学は資料集には資料集の使用が最適です。化学は、日常との関連も大切です。例えば、酸化チタンは日焼け止めに、チタン酸バリウムはコンデンサーに使用されていることが資料集の載っています。

日常や他の分野との関連性を理解しておくことで、記憶に定着しやすくなります!

資料集の使い方

資料集の使い方はシンプルで、教科書を参照したあとに資料集でも同じ内容を探すだけです。

問題集等で知らない知識が出てきたら、教科書→資料集の順で調べましょう。教科書に載っていない発展的な内容が載っていることもあるので、辞書的に用いるのも良いです。

1度で全て覚えようとする必要はありません。まずは資料集を読む癖をつけましょう。

単元にもよりますが、図鑑を見ているようで楽しくなってきますよ!

まとめ

今回は、資料集について紹介しまいた。

私個人の話になりますが、私が使用していた資料集「サイエンスビュー」は受験期に一番お世話になった、今でも思い出深い参考書です。ぜひ皆さんも資料集を用いて、楽しく化学の勉強をやっていきましょう!

そがしブログでは、大学入試に関する情報を発信しています。化学以外の科目の記事も投稿しているので、良ければご参照ください。

おすすめの記事はこちら[共通テスト・新課程]数学2BCの選択問題はどれを選べばいい?~各特徴とおすすめの選択を紹介~

コメント

タイトルとURLをコピーしました